裸足とチェレスタ

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【漫画】 天は赤い河のほとり 読み切り感想

主従最高。

 

2月のザナンザ王子読み切りから8ヶ月。今度はラムセスの読み切りでした。
ラムセス大好き~~~かっこいい!!!
読み切りが載ると聞いたときから頭の中が天河一色で、読み終わったあとも幸福感半端なかったので、番外編は本当いつでも大歓迎です。

 

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> 【レジェンドよみきり】「天は赤い河のほとり篠原千絵 

篠原先生のよみきりあと10回くらい来ないかな…!
以下ネタバレ含む感想です。

 

一言で書くと、「ラムセスが偽イシュタル騒動時にユーリのストーカーをしていた」という話。
ラムセスがエジプト軍ハットゥサ駐屯部隊隊長の頃、つまり8~9巻にかけての裏話です。
もうちょっと詳しく書くと、偽イシュタルのことを告げられたユーリが王宮を飛び出した後、自分がユーリを連れ戻しましょうと提案するもカイル皇子に一蹴され、勝手にカタパ(偽イシュタルが現れた、七日熱で酷いことになってた街)を訪ねてみたはいいものの、投獄されたユーリを救出しようと思ったらまたもカイル皇子に鼻で笑われ、そうこうしていたら暴動が起こり、最終的にキスを見せつけられて負け惜しみを言う、という流れでした。だいぶ端折ったけど詳しくは本誌をご覧ください。ほんとマジで最高だから本誌見て。

 

終始コミカルで、ユーリに執着しながらカイル皇子にあしらわれるラムセスの小者感最高でした。褒めてます。
ラムセスは志願して来たのねそうだったのね。さすがエジプト人一できる男。

 

ザナンザ皇子の番外編はシリアスかつ過去の流用が多かったものの、今回は軽快な雰囲気でほとんどが描き下ろしでした。
最近の絵柄だったので少しばかり違和感を覚える部分もありましたが、天河を描いてくださっているというだけで感無量です。篠原先生ありがとうございます…!!!!

 

そしてそして、主従大好きな私としては、ラムセスとワセトとの絡みも嬉しかったです。
ワセトはユーリ流産~ラムセス邸滞在時と最後のヒッタイト対エジプト戦で一騎打ちの時にいた部下です。
他にもそれらしい場面があったので前々からの腹心なのはわかってたけど、主人公側に比べると「ラムセスってちゃんと信頼してる部下いるよね…?」レベルの描かれ方だったので、お供してるのを見ながらずっとニヤニヤしていました。
ラストの「何を手に入れるにしてもその前に風邪を引きますよ だから上着を…」「うるさいっ」って会話最高。もし次があるなら、エジプトで普通に軍人してるラムセスの一日が見たいな~。

あ、でも私の最愛男性キャラはイル・バーニなので、彼の話も読みたい…。女性ではハディが大好きなので、彼女の話も略。

 

ザナンザの時もそうでしたが、まさかまた天河のお話が読めると思っていなかったので、本当にすごくすごく幸せです。夢みたい。
叶うなら、今後も年1くらいのペースで番外編が欲しいと考えてしまいました。はぁ楽しかった~~~。